会社案内

経営ビジョン

社長 中井健太

次世代まで通用する心の満足を求めて

当社は創業以来、大ターミナル駅であるJR大阪駅・JR新大阪駅並びにその周辺施設利用のお客様を主要ターゲットに、飲食店を展開してきました。駅を利用されるお客様は実に多岐にわたり、その分我々がお応えしなければならないニーズにも多様なものがあります。
当社は日本古来のファーストフードである「そば・うどん」をセルフ形式の立食店で始めたパイオニアとして大阪では多くのお客様の支持を得て来ました。低価格の商品でありながら、毎朝自家製麺を店舗に届け、専門店同様に茹で立てを提供するなど当たり前の作業を手を抜かず努力してきた事がお客様に愛され続けている大きな要因でしょう。
しかし、今後の10年、20年を考えるとこのままの場所に留まっているだけでは時代に取り遺されることは必至です。 フードビジネスを取り巻く環境は時代とともに大きく変化し、なによりお客様自身のニーズも「十人十色」から「一人十色」へと進化し変化し続けているからです。

立食麺類店のパイオニアとして

当社では低価格を維持しながら、専門店と同等の高いレベルの「仕事」の中から生れる高品質で美味しいそば・うどんを提供するという基本姿勢を堅持して参りました。JR大阪駅をはじめ、ターミナル駅が新しく生まれ変わる中、QSC(クオリティー、サービス、クリンネス)の更なる向上によりお客様にさらにワンランク上の感動を与える事の出来るお店であり続け、幅広い方々に支持されるお店作りが必須と考えております。
また、当社のもう一方の経営的支柱であります居酒屋等の料理店については、全く別の着眼点から新しい取組みを始めています。こだわりの食材や新しい料理等のアプローチはもはや当たり前の前提です。また料理をアルバイトスタッフではない本職の調理人に委ねてきたのも、基本技術に裏打ちされた調理であってはじめて斬新なアイデアも活きるとの当社の基本姿勢です。ここでいう新しい着眼点にたった取組みというのは、「心」の問題に対する取組みです。

「心の満足」を提供できる店舗運営

当社では数年前にお客様がお店を選ぶ最後の判断基準は何かについて社をあげて大いに議論しました。そしてお客様に与える満足(CS)の本質が「心」の満足である。との結論に達しました。
つまり、美味しい料理や心地よい空間もそれ自体で満足していただくことは出来ない。お店がお客様の心のなかに深く刻み込まれるためには店を構成するスタッフの人間力しかないのです。悪い印象も良い印象も不満も満足も感動も・・・全てはお客様が直接接する当社のスタッフの人間力によって決まるのです。
これを単に、サービスの向上とかホスピタリティーとかで語らず、「心の礼節」というスローガンのもとにお客様の本当のニーズである「心の満足」を提供できる店舗運営に取組み始めたわけです。